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memory MicroBucket WiFi通信モジュール MKBT-ESP-WROOM32

MKBT-ESP-WROOM32は、WiFi環境に対応したMicroBucket通信モジュールです。 Espressif社のESP-WROOM32モジュールをベースに、MicroBucketとの通信に必要なファームウェアがあらかじめ書き込まれています。 ホストとなるマイコン等とシリアル通信で接続して使用します。

ハードウェア仕様

対応規格 802.11 b/g/n (802.11n up to 150Mbps)
周波数 2.4GHz
コマンドプロトコル シリアル通信 115,200bps, 8ビット, パリティなし, ストップビット1
電圧 2.7-3.6V
消費電流 Avg. 80mA (500mAを供給できる電源が必要)
温度範囲 -40 ~ +85℃

さらに詳しいハードウェアの仕様は Espressif社のサイト からESP32 WROOM-32のデータシートをご確認ください。

コマンド仕様

コマンドは'\n'記号を区切りとしたテキストデータで送信します。 1行1コマンドです。 コマンドによっては、コロン記号':'の後に引数を設定しなければならない場合があります。

コマンドに対しては、リプライが返ります。 リプライは'OK'もしくは'NG'で始まる1行です。 コマンドと同様、コロン記号':'の後に戻り値が設定される場合があります。 'OK'は成功を、'NG'は失敗を表します。

MKBT-ESP32で扱える1カラムの最大データサイズは送受信ともに127バイトまでです。128バイト以降は無視されます。 また、扱える最大カラム数は127です。128カラム以降は無視されます。

無線LANのID/パスワードを設定します。設定するとモジュール内部の不揮発性メモリに記憶されます(電源を切っても消えません)。

      SSID:(無線LANのID) keyboard_return
      OK
      PASS:(パスフレーズ) keyboard_return
      OK
  

モジュールをインターネットに接続します。SSID, PASSコマンドで設定した内容でアクセスポイントへの接続を試みます。

      CONN keyboard_return
      OK
  

レコードを追加します。COLコマンドでカラムバッファに値をセットしてから、POSTコマンドを実行して実際に書き込みます。カラムバッファにセットしただけでは書き込まれません。またカラムバッファの内容はモジュールがリセットされると消えます。 POSTコマンドが実行されると、データがクラウド上に保存された時点のタイムスタンプ値が戻り値として返ります。

      COL:1:1.23 keyboard_return
      OK
      COL:2:2.34 keyboard_return
      OK
      COL:3:3.45 keyboard_return
      OK
      POST keyboard_return
      OK:15239102923 (タイムスタンプが返ります)
    

レコードを取得します。GETコマンドの引数にタイムスタンプを指定すると、クラウド上から指定のタイムスタンプのデータをカラムバッファにダウンロードします。GETを実行した後は、COLコマンドでデータを1カラムずつ取得できます。

      GET:15239102923 keyboard_return
      OK
      COL:1 keyboard_return
      OK:1.23
      COL:2 keyboard_return
      OK:2.34
    

レコードを削除します。 タイムスタンプを指定します。

      DEL:15239102923 keyboard_return
      OK
    

READIOコマンドを実行すると、モジュールの汎用IOピンの状態がカラムバッファにセットされます。 ピンの状態を1,0として、IO4, IO14, IO16, IO17, IO27 の順番で5カラム記録されます。

      READIO keyboard_return
      OK
      POST keyboard_return
      OK:15239102923
    

モジュールに搭載されているAD変換機能により電圧値を読み取ってカラムバッファにセットします。IO32, IO33, IO34, IO35 の順番で、4つのカラムに数値がセットされます。 基準電圧は1.1Vです。

      READAD keyboard_return
      OK
      POST keyboard_return
      OK:15239102923
    

記録対象のファイルを切り替えます。 ファイル名は本モジュールでは255文字まで扱えます。 ファイル名は重複できません。 モジュールの起動時には 'DEFAULT' ファイルが自動的に指定されます。

      FUSE:FOO_BAR keyboard_return
      OK
  

現在時刻を取得します。取得される値はUNIX時刻です。※MicroBucketのサーバとの通信経路の遅延の影響を受けます

      TIME keyboard_return
      OK:1593829300
    

ネットワークを切断して通信機能を停止します。

      DISC keyboard_return
      OK
    

エラー仕様

コマンドの実行結果のは次の通り1行で示されます:

  OK:(result)      ... 成功. ':'コロン記号につづいて結果データが続く場合があります。
  NG:(description) ... 失敗. ':'コロン記号につづいて説明データが続く場合があります。